(2015年)
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1月17日(土) 阪神淡路大震災から20年・・・
 かつての社民党党首であられた村山氏が自民党との連立政権で総理となり、その政権時での最も印象に残った出来事と云えば、阪神淡路大震災と村山談話、河野洋平官房長官談話・・・と云った処。只、大震災と談話のテーマではここに同梱し難いのでこの場では震災の方を取り上げてみると、折しも、今日で丁度20年。
 20年前の当日朝、テレビの画面では、これ迄に見たことのない、まるで戦争でも始まったか、映画のワンシーンの様な、あちこちから火の手の上がる神戸の異様な光景だった。
 それから20年の歳月が流れ、神戸の街並も今はすっかり綺麗に再生した模様だ。昨日辺りからは同震災に関連した特集番組が多く見受けられる。

 人は誰しも自らの明日の運命を知ることがない。
人為的な計による運命の急転に遭遇することがあり、天の吹かす風に翻弄され、或いは命運尽きる可能性も常にあり得ること。
震災や津波。豪雨や噴火等々・・・。自然の猛威と云うものは尽きることがない。
大規模な自然災害での大きな被害のニュースに触れる度にその様な思いが廻る今日この頃である。

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1月23日(金) イスラム国・・・日本人人質事件
 人生の道程では当に予期し得ない事態やトラブルにいつ遭遇するものやら知る由なし。
個人はもとより、会社やあらゆる組織や国家にとっても同様なこと。
過日20日に報道されたシリア北部での「イスラム国」に拘束された二人の日本人人質事件。
「二人を解放するためには、72時間以内に2億ドルを支払え! さもなくば、二人を殺害する」との日本政府に対しての巨額身代金要求の恐喝事件としての展開。
日本政府にとっても大変に解決の難しい試練の問題である。
彼らの言いなりの要求条件を受け入れる訳にも行かないのは当然であり、また、二人の人命を救うためにはあらゆる手を尽くし、全力を挙げて取り組まなければならないのは日本政府の立場であり、責務でもある。
 今の処、事後での政府の判断や手続き等では妥当な範囲だろうし、特に落ち度もない様には思えるものの、現時点での彼ら二人の状況と命運の成り行きは窺い知れない範疇にある。
(15.1.23 21:30)
お二人の幸運を祈るしかないようだ。