(2013年)
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6月15日(土) 中国の本音
 もし、吾が身が中国に生まれて育ち、中国を母国とする立場での視点、つまりは、立場を置き換えた視点からの発想で思い巡らしてみるならば・・・、また、それらに先方での数多の発言やこれまでの経緯を加味して分析するならば、おのずと先方での思惑や潜在する意識というのは浮き出てくる。

「13億の人口を抱える我が国が今後の発展を遂げていく上で、東シナ海の海底海洋資源の開発確保というのは核心的利益なんじゃよ。今後はこれらの確保と維持のためにも、さらに海軍を増強し、海洋大国として発展していくことが肝要。その出口を塞ぐかのように点在する日本の島々の存在というのは実に通行の妨げであり、目障りなもんじゃのう。叶うことなれば、薩南諸島辺りからの以南は欲しい処じゃが・・・。無理なら、せめて、奄美か琉球諸島辺りからの以南でも・・・。ともあれ、今は、釣魚島(尖閣諸島)だけは、断固として、すぐにも奪還せねばならん問題じゃ。米国の余計なおせっかいさえなければ、去年の内には、とっくに押さえていたんじゃがのう・・・。先の米国との首脳会談の機会では、せめて、かの国のおせっかいだけは押さえておきたかったんじゃが・・・。今や、我が国の軍事力は、既に日本の自衛隊と日本に駐留する米軍のそれらを凌ぐ迄になったというのに、先に拳を振り下ろして悪役になる訳にもいかんしのう。戦闘の準備は既に昨年段階で完了済みなんじゃが・・・。まぁ、とりあえず今は、共同管理の形に持ち込んでおき、決着を先送りの棚上げに持ち込んでおけば、何れ、日本はさらに弱まり、我が国は米国に匹敵、あるいはそれを凌ぐのも時間の問題なれば、自ずと転がり込んでくることじゃろう・・・。ともあれ今は、声を最大に主張し続けることが肝心なんじゃよ。ここだけの話じゃが、嘘も百篇声高に繰り返し続ければ真実になるでな。琉球も、何れは・・・。」「琉球は、なかなか難しいのでは? 第一、住民自らが望まないことには無理がありましょう?」「確かに、一気にという訳には行かんわな。物事には時機というもんがあるでな。先ずは、独立させるべく意思と勢力を育て、支援していくことからじゃよ。それと、敵側の分裂を図ること。これが最も重要なことであり、最大の効果があるというもんじゃ。先ずは、種をまかぬことには先での収穫もない訳じゃからのう。次の次・・・。さらに、その次の段階では青写真が浮かび上がってくるじゃろうて。我が方には、4千年の兵法の知恵があるんじゃからのう・・・。」

 かつて、毛沢東の言葉の中の一端で、「戦えば、わが方でも2億や3億の死者が出るかも知れない。しかし、それがどうしたというのだ。」とのフレーズを目にしたことがあった。なるほど・・・。自らと、その一族が、その2、3億の方に含まれることさえなければ・・・。仮に、13億が10億位に減った処で、後に残った人民にとってみれば一人当たりのスペースが少々広まるくらいの事で、大した問題ではないと云った様な処(発想)だろうか・・・。

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6月29日(土) やはり、宇宙人だったのかな(!?) 元日本国宰相の言動に見受ける活断層
 近年での日本における新首相登場の度に、さっそうと風を切る様な華やかなイメージを掲げて登場した割には短命に尽き、果たして、国民国家のために何をしてくれただろうかとの素朴な疑問を感じてしまうのだが・・・、それは小生だけのヒガミ根性からの思いだろうか。
 数年前の鳩山氏登場の折には、それまでの歴代とは雰囲気や気配もかなり異なる様な印象は感じられたこともあり、その意気込みと意欲にはそれなりの期待感をも感じてはいたものだったのだが・・・。やはり、実務となると、そういった格好の良さとは裏腹というか、別問題と云った処だろう。
 さて、その元首相が、最近では頻繁に中国を訪れては、先方の意に沿う様な発言を繰り返し、政府の高官や民衆を大いに喜ばせ、歓迎され、或いは英雄視されたりしてもいるようだ。
既に、国内では政界を引退した身とは言え、先方にとってみれば日本の元首相という肩書の故に、彼らの意を代弁してくれれば、こんな有難いことはないだろう。野中さんという元官房長官もいたけど・・・。
 只、そういった発言の内容を分析してみると、かなり、個人の思い込みや誤解、誤認識に基づいている処が多々であるのは、72年、78年の国交正常化交渉や友好平和条約締結時での両国間でのやり取りの状況を調べてみれば判ることであり、それ故にこそ由々しき事態であり、日本を貶めかねない深刻な問題だとも云えるだろう。2010年9月の中国漁船と海保巡視船との衝突事件に触れての発言内容にしても事実認識が不正確であり、的外れな発言内容には本当に唖然とさせられるようだ。
単に、個人的な思い込みやら、思いつきやらの感性でものを言っておられる様なところがあり、これが、ホンノ数年前の日本国首相をまで務めた人物なのだろうかとの疑問をさえ感じてしまうのだが・・・。
 人はなかなか本物を選んで議会に送り込んだり、さらには首相を選んだりというのは容易なことではないようだ。民主主義の限界とでも云った様な処だろうか。

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